AI

生成AIと知財

一般社団法人日本ディープラーニング協会から公開された「生成AIの利用ガイドライン」(第1版)の簡単な紹介
商標裁判例

商標裁判例の紹介(「モンシュシュ」商標)

今回は、「モンシュシュ事件」と呼ばれる商標に関する裁判例について紹介したいと思います。本事件は、人気のロールケーキ(「堂島ロール」など)を製造・販売する株式会社モンシュシュが、ロールケーキなどの洋菓子の包装(箱や紙袋等)に「Mon chou...
地理的表示

地理的表示(GI)保護制度について

今回は、地理的表示(GI)保護制度についてご紹介したいと思います。「地理的表示保護制度」というのは、GI制度とも呼ばれ、品質、社会的評価、その他の確立した特性が産地と結び付いている産品(農林水産物や食品等)について、その名称(地理的表示)を...
知財情報

知財情報の有効活用(その2)

前回のコラムで、中小企業における「知的財産」の創造活動では、焦点を絞ること(選択と集中)が重要となり、そのために、知財情報を活用した調査の重要性について記載させて頂きました。今回は、知財情報の中でも特許文献・実用新案文献(以降、特許情報と呼...
知財情報

知財情報の有効活用

中小企業における知財活動の問題点中小企業は、大手と比べて、金銭的にも人的にも資源が少なく、知財管理のために割り振られる資源も不足しがちとなります。一方で、良い製品・サービスを提供するべく、創意工夫を凝らし、精一杯の努力をされております。この...
知的財産一般

知財と意味的価値

モノからコトへ前回のコラムでも記載したように、近年、高性能・多機能の商品、即ち「機能的価値」が高い商品が必ずしも売れるわけではなくなってきており、「意味的価値(情緒的価値)」に消費者のし好が移っていると言われています。「モノからコトへ」とい...
知的財産一般

知財と付加価値

「付加価値」は、経済学では、売上高からその売上をあげるために必要となった外部から調達した商品やサービスの金額を差し引いて求められるものと定義されています。つまり、安く作って(提供して)高く売れる商品又はサービスは付加価値が高いことになるわけ...
知的財産一般

知的財産って何?

知的財産については「知的財産基本法」という法律があります。この法律は、新たな知的財産の創造及びその効果的な活用による付加価値の創出を基軸とする活力ある経済社会を実現して、我が国産業の国際競争力の強化を図ることを目的に規定されております(第一...